【On公式ディーラーがレビュー】On Cloudstratus3(クラウドストラトス)はどんなランナーにおすすめ?前作との比較も
最近、ラン仲間からOnのシューズが良いって聞いた…
Onのシューズを履いている人をよく見かけるようになった。
と思われている方も多いのではないでしょうか。
実際にOnは、AIが選ぶ2023年のトレンドにランクインしています。
OnのプレミアムディーラーであるLEVITATEがOnシューズ全てを徹底的にレビューし、
最適なOnシューズ探しのサポートをさせて頂きます。
当記事ではOnのランニングシューズである「Cloudtratus(クラウドストラトス)」を徹底解説したいと思います。
商品スペック
モデル名
Cloudstratus(クラウドストラトス)
stratusは「層雲」という意味があります。
層雲(そううん)は雲の一種です。
最も低い所に浮かぶ層状あるいは霧状の雲。
意味を汲み取ると…厚みのあるシューズというところでしょうか。
特徴:2層のCloudtec、スピードボード搭載
Onの独自の技術であるCloudtecとスピードボードを搭載しています。
そしてこのCloudstratusは、このCloudtecを2層にしています。
コンセプトにもあるとおり「2倍のCloudtecを楽しむ」ことができます。
重さ:283g(やや重め)
重さは283gです。(26.5cm)
個体によって重さは±10g程度変わります。
Onのシューズの中では重い部類になります。
重さのみで考えばスピードランニングには使わずに
普段のスローラン、ジョグで使用することを想定されていると思います。
ちなみに他社のメーカーの同じ用途を想定されたシューズは
250g〜320g程度です。
他社を含むジョギング用シューズを含めると平均的な重さと言えます。
▼それぞれのレビュー記事はこちら▼
より軽いシューズはこちら
価格:20680円
Onのシューズの価格帯:15,180〜19,580円
各メーカーのジョギング用シューズの価格帯:15,000〜20,000円
価格はランニングシューズの中ではやや価格帯のパフォーマンスシューズと言えます。
カラー:4色
カラーは2023年10月現在、4色となります。
Undyed-White | Sand
画像左上のカラー、白ベースにオレンジの差し色。
Wash | Metal
画像左下のカラー、くすんだ水色系のカラーリングでシックな印象。
Black | Frost
画像右下のカラー、黒と白のカラーリングで最もオーソドックス。
Metal | Wisteria
画像右上のカラー、Onのシューズには多いカラーの組み合わせです。
コンセプト
「Double your run」
直訳すると『あなたの走りを2倍に』となります。
クッションを2層にしたので、走りの快適性も2倍になりました、ということでしょう。
コンセプト通り、2層になったことで通常ソールのCloud5などの性能と比較すると
非常に分厚いクッションに感じられます。
サイズ感(全○人に聞きました)
サイズ感は最も難しいところだと思います。
Cloudなどと比較すると幅は広く感じます。
基本的にはマイサイズでの購入で問題ないと思われます。
私は、マイサイズでちょうどよかったです。
やや幅広なので幅にゆとりを感じますが、小さくするほどではないなと感じます。
実際に試着できればいいのですが、今の時代オンラインで全て済ませたいですよね…
LEVITATEにはOnのスペシャリストが多数在籍しています。
店頭での接客時ももちろんですし、日常でもほとんどOnのシューズを履いています。
スタッフに以下のアンケートを取りました
Q. Cloudflowは普段のサイズ通りで履いていますか?ハーフサイズ上げ(下げ)て履いていますか?
A.回答数:●人
回答結果:
マイサイズ通り:
ハーフサイズ上げ:
ハーフサイズ下げ:
オンラインで購入される際は参考にしてみてください!
LEVITATEは全国に実店舗があります。
購入は試着してから、という方はぜひ実店舗に足をお運びください。
ラインで、在庫の確認をして頂くことも可能です!
▼ライン公式▼
旧型からのアップデート点
Cloudstratus3は名前に3とある通り、3代目となります。
初代から2代目、2代目から3代目の変更点をそれぞれ解説します。
初代→2代目の変更点は?
Cloudstratusは旧型から大幅なアップデートがされています。
旧型のCloudstratusを愛用されている方は、
全くの別シューズとして考えていただいてもいいのかもしれません。
以下に、アップデート点を解説します。
重さの変更:317g→298g
新型になり約19g軽量化しました。
ソールの厚さ(後足):変更なし
ソールの最大厚は変わらず3.5cmです。
ストラトスは構造上、厚いソールのシューズと思われがちですが、実際はそんなに厚底シューズというわけではありません。
ただ薄いわけではないので「中底」というべきでしょうか。
2代目→最新作3への変更点は?
大きな変更点は2つ。
足首周りのヒールライニングと、重さの変更。
ヒールライニングは、足首周りのクッションのことなのですが
かかと部分のクッションのみではなく、
前作にはなかった足首まわりのクッション素材が採用されています。
これにより足首周りのクッショニングが非常にアップデートされています。
またもう一つ大きなアップデートして、シューズの重さです。
シューズの重さはさらに軽量化されています。
298g→283gと変更となり、
今まではやや重たさが目立つシューズでしたが
このアップデートにより重さに対してのストレスは軽減されています。
どんなランナーにオススメか
実際に使用してみました。
使用した感覚としては主な利用用途は、ジョギングになるかと思います。
ジョギングで使用してみます。
クッションが厚い分、『やや』ふかふかとしたクッションを楽しむことができます。
今回『やや』と表現したのは、柔らかいと言うよりは、硬めのバネがついている感覚が近いからです。
クッションの厚さによる柔らかさが2、バネのような硬さが8と言う感じです。
柔らかいクッションを極厚にしたものや、反発を生むだけの超硬いシューズなどのように、
どちらかに全振りしているわけではなく、
いいバランスに仕上がっているなと感じられるのがOnの良さです。
より、クッションに振ったシューズが好みの方は「クラウドサーファー」、
より、バネのような感覚が好みの方は「クラウドブームエコー」が良いと思います。
あえての硬さは矯正シューズ、遅いペースのジョギングでは取り入れるべきシューズ
柔らかいシューズやソールの厚いシューズは、
心地よいライド感を生み出しますが、デメリットもあります。
それは安定性です。
人の体は重心が低いほどバランスが取りやすいです。
裸足で片足で立つのと、
バランスボールの上に乗って片足立ち・竹馬に乗っての歩行を
想像するとわかりやすいかと思います。
最もバランスを取りやすいのは裸足です。
ランニングの速度が上がると地面に接地している時間が短くバランスはそこまで必要とされませんが、
速度の遅いランニングになればなるほど接地時間が長く、バランスをとる時間が長くなります。
つまり、厚底や柔らかいシューズよりも
ある程度硬さのあるシューズの方がバランスを取りやすく走りやすいということができます。
スピードを上げて履いてみます。
スピードを上げて使用します。
今回は1km3分30秒程度で使用しました。
やはり重さがネックになり、スピードを出すには力を使うなという印象です。
10kmを3分30秒〜3分40秒程度で走ろうとしましたが
ややスピードを保つにはシューズの重さが気になった感覚があります。
以上を踏まえて、やはりスピードを必要としない「ジョギング」で使用していただくのがおすすめかなと思います。
Onのランニングシューズの取り扱い店舗は?
Onのシューズはここ数年で取扱店舗が増えました。
取り扱いの店舗はどこになるのでしょうか。
まず大手量販店には主力ラインは取り扱いがあると思います。
スポーツデポ
スーパースポーツゼビオ
ヒマラヤスポーツ
ムラサキスポーツ
など…
上記の店舗であれば、取り扱いがあると思います。
しかし、都心の店舗ではラインナップも多く取り揃えていると思いますが、
地方店はラインナップが少ない印象です。
やはり地方に行くほど取り扱いは少なくなります。
そんな中、当店はOnの専門店です。
栃木県那須塩原に店舗を構え、その他の店舗でも
痒いところに手の届くところに店舗を構えています。
また、大手スポーツショップとは違い、
当店の強みは「Onの専門店」。
他の取り扱い店舗以上にOnに対する知識を備えています。
お客様にあったOnシューズの提案ができると思います。
ぜひ当店をご利用ください。
通販はどこがおすすめ?
Onを通販で購入できるのは下記の通りです。
・On公式
・弊社通販サイト
・ZOZOTOWN
・Amazon
・楽天市場
通販上の注意点
上記通販サイトであればどこでも
購入することができますが、注意点があります。
まず”ZOZOTOWN”
”ZOZOTOWN”ですが、
シューズのラインナップがあきらかに少ないです。
ゾゾのサイトの特徴上、日常で使うカジュアルアイテムが多いです。
Onのシューズはランニングパフォーマンスを上げるシューズですが、
カジュアルにも使えるデザイン性の高さから
カジュアルにも使われています。
そういったこともあり、
カジュアル使いで人気のシューズのラインナップしかないことが多いです。
次に”Amazon”、”楽天市場”
上記の二つの通販サイトであれば、
ほぼ全てのOnシューズのラインナップがあります。
楽天市場には弊社LEVITATEも出店しております。
しかしこちらの通販サイトも注意が必要です。
それは、個人など誰もが出店ができてしまうため、
並行輸入品や、偽物もある可能性があることです。
並行輸入品とは、
個人で海外から仕入れられた商品のことです。
この場合、保証などは一切ありません。
海外では日本以上の人気のあるOnですから、
偽物も多く存在しています。
やはり安心安全してシューズを手に入れるのであれば、
On japanより商品を仕入れているところが安全であると言えます。
(Amazonなどのサイトの販売元の情報を見て購入するとリスクは下がります。)
On公式ディーラーである弊社の公式サイトでは、
安心して、ショッピングを楽しんでいただけますし、
ポイントもつきますのでお得に購入することができます。
まとめ
以上、クラウドストラトスのシューズ詳細を解説し、実際に使用した感触をレビューしました。
・どちらかというと硬めのソールを好みの方
・とはいえ硬すぎないソールがいい方
・安定感のあるジョギングシューズをお探しの方
\LEVITATEはOnの専門店/