【On公式ディーラーがレビュー】On Cloudeclipse(クラウドエクリプス)はsurferと並ぶ名作となるのか?
今回の記事ではOnのCloudeclipseを紹介します。
このシューズ、発売前の事前リーク情報では、
On2作目の「Cloudtecphase」を搭載し、
さらにOn史上最大のクッショニングを搭載しているということ。
さらにそこにスピードボードを搭載しているということで
Onの名作のひとつcloudsurferを超える存在となるのか、
と、非常に話題となっておりました。
今回はそんなCloudeclipseを徹底レビューしたいと思います。
Cloudeclipseってどんなシューズ?
名前の由来は「日食」という意味で派生し「他のものを凌駕する」という意味を持ちます。
Onの本気度がわかる名付けです。
・過去の作品を凌駕するモデル
・他社メーカーを凌駕するモデル
という意味が込められているのだと考えられます。
スペック
搭載性能は
・「Cloudtecphase」
・「スピードボード」
Cloudtecphaseは初搭載されたCloudsurferの人気からもわかるように
横ぶれも少なく、あらゆる方向からのエネルギーリターンを前方方向にのみ
変えてくれる感覚があります。
また、既存のCloudtecと比較しても、しっかりとつぶれる感覚があり、
クッショニングの感覚を楽しむことができます。
そこに、スピードボードを搭載しています。
スピードボードが搭載されることで、
より前方方向へのガイド感を強く感じることができます。
これはCloudsurferには非搭載です。
重さは26.5cmで280g
重さは26.5cmで280g。
一般的には200gに近くなる程レーシングモデルと言える軽量性を持ち、
300gに近づくにつれてデイリーモデルと呼ばれ安定性や耐久性を備えたモデルとなります。
他のOnシューズとしても軽いモデルではありませんが、
重すぎることはありません。
比較的中間程度のモデルといえますので、
レースとジョグの間、テンポランや軽いワークアウトで使用を想定できます。
Cloudsurferとの違いは?
Cloudsurferとの違いが気になる方も多いはず。
この2シューズはOnのシューズの中でも
「Cloudtecphase」という特殊なソールの形状をしています。
この2シューズの違いはどこでしょうか?
それは、
①ミッドソールの層の構造
②スピードボードの有無
ミッドソールの層の構造
ミッドソールの構造はeclipseは上層に柔らかいミッドソールと
硬めの下層ミッドソールの2層構想となっています。
クラウドサーファーは、ソールは硬度の柔らかい1層構造です。
サーファーの履き心地は、非常に柔らかくクッション性を感じるシューズですが、
その反面、柔らかすぎてやや横ブレを感じる方も多いかもしれません。
(Cloudtecphaseは横ブレをしない構造ですので横ぶれはしない方のシューズです)
eclipseは地面に近い下層のミッドソールが柔らかいことでさらに安定感を
高めたシューズといえます。
また、スピードボードの有無がCloudsurferとの最大の違いといえます。
スピードボードの有無で沈み込みの大きいsurferと
リターンの速いeclipseと差別化されているように思います。
使用感
実際に使用してみます。
まず最初に履いて感じるのは、「思ったよりも柔らかさは感じない」ということ。
どちらかというと…
クラウドサーファーの「Cloudtecphase」の
あの柔らかい履き心地とはまた違った履き心地です。
この履き心地の違いはおそらく地面スレスレに配置されたスピードボードの影響でしょう。
スピードボードが下から見えるほど下層に配置
このクッション<安定感の理由は、おそらくスピードボードの位置。
スピードボードの位置がアウトソールのすぐ上に配置されています。
Onシューズとしては他にはないスピードボードの配置。
一般的には硬いプレート素材はミッドソールの位置より、より高い位置にあるほど
プレートの下にあるクッションを圧縮しバウンド感を感じることができます。
硬いプレート素材がミッドソールの位置より、
より低い位置にあるほどクッションをしっかり踏み潰す必要もなく、
リターンの速さを感じることができます。
つまり、
クラウドエクリプスは大きなバウンド感は感じずらい作りといえ、
どちらかといえば、少ない力で最大の反発をもらうような作りになっていると思います。
この点は、実際にCloudsuferと履き比べても実感できます。
eclipseの方が硬めのクッション感で安定した接地やリターンを感じることができるシューズであり、
surferの方がより柔らかく、
ふかふかのクッションを感じることができる。
柔らかさ重視の方にはおすすめはできない。
上で解説した通り、Cloud eclipseは、その構造や実際に履いてみても
柔らかいシューズというよりも安定感のあるスタビリティシューズであるといえます。
ふかふかの柔らかいシューズをお求めの場合は、
サーファーの方が良いでしょう。
どのレベルのランナーにおすすめ?
使ってみて感じですと、シューズの重さは感じないものの、特段軽さも感じません。
また、Cloudboomechoと比較しても、推進力が高いシューズでもありませんので、
普段から使うデイリースタビリティシューズといえます。
サイズ感
サイズ感については他のOnシューズと同じで全く問題ないと思います。
実際に他のシューズとアッパーの収まりは一緒の構造であると感じます。
基本情報
価格:21,780円
価格帯はOnの中でも非常にハイクラスの価格帯です。
性能を詰め込んだ高性能デイリートレーナーです。
カラー:3色(White /Black /Orange)
カラーは3色展開です。
(上記画像参照)
Onは毎年カラーリングのリニューアルがあります。
気になるカラーがあれば早めに手に入れておくことをお勧めします。
Onのランニングシューズの取り扱い店舗は?
Onのシューズはここ数年で取扱店舗が増えました。
取り扱いの店舗はどこになるのでしょうか。
まず大手量販店には主力ラインは取り扱いがあると思います。
スポーツデポ
スーパースポーツゼビオ
ヒマラヤスポーツ
ムラサキスポーツ
など…
上記の店舗であれば、取り扱いがあると思います。
しかし、都心の店舗ではラインナップも多く取り揃えていると思いますが、
地方店はラインナップが少ない印象です。
やはり地方に行くほど取り扱いは少なくなります。
そんな中、当店はOnの専門店です。
栃木県那須塩原に店舗を構え、その他の店舗でも
痒いところに手の届くところに店舗を構えています。
また、大手スポーツショップとは違い、
当店の強みは「Onの専門店」。
他の取り扱い店舗以上にOnに対する知識を備えています。
お客様にあったOnシューズの提案ができると思います。
ぜひ当店をご利用ください。
通販はどこがおすすめ?
Onを通販で購入できるのは下記の通りです。
・On公式
・弊社通販サイト
・ZOZOTOWN
・Amazon
・楽天市場
通販上の注意点
上記通販サイトであればどこでも
購入することができますが、注意点があります。
まず”ZOZOTOWN”
”ZOZOTOWN”ですが、
シューズのラインナップがあきらかに少ないです。
ゾゾのサイトの特徴上、日常で使うカジュアルアイテムが多いです。
Onのシューズはランニングパフォーマンスを上げるシューズですが、
カジュアルにも使えるデザイン性の高さから
カジュアルにも使われています。
そういったこともあり、
カジュアル使いで人気のシューズのラインナップしかないことが多いです。
次に”Amazon”、”楽天市場”
上記の二つの通販サイトであれば、
ほぼ全てのOnシューズのラインナップがあります。
楽天市場には弊社LEVITATEも出店しております。
しかしこちらの通販サイトも注意が必要です。
それは、個人など誰もが出店ができてしまうため、
並行輸入品や、偽物もある可能性があることです。
並行輸入品とは、
個人で海外から仕入れられた商品のことです。
この場合、保証などは一切ありません。
海外では日本以上の人気のあるOnですから、
偽物も多く存在しています。
やはり安心安全してシューズを手に入れるのであれば、
On japanより商品を仕入れているところが安全であると言えます。
(Amazonなどのサイトの販売元の情報を見て購入するとリスクは下がります。)
On公式ディーラーである弊社の公式サイトでは、
安心して、ショッピングを楽しんでいただけますし、
ポイントもつきますのでお得に購入することができます。
まとめ
ということで今回の記事ではクラウドエクリプスを徹底レビューしました。
弊社オンラインショップでもお取り扱いございますので、ぜひご検討ください。